秋さけは高タンパク低脂肪の
ヘルシー食品です。

日本人の栄養バランスが
くずれています。

これが秋さけのパワーだ！

みなさんは、アミノ酸スコアって知ってますか？これはタンパク質の栄養価を表すもので、体が必要とする必須アミノ酸を評価したものです。必須アミノ酸とは、成長促進や筋肉強化、神経機能、肝機能向上など体内での働きに役立つ栄養素です。代表的なアミノ酸スコア100の食品には鶏肉、豚肉、牛肉などがありますが、実はさけも100で、動物の肉に負けないすぐれものなんです。しかも、さけのカロリーは畜肉などよりずっと低く、とってもヘルシーなんです。

食事の欧米化で、畜肉や脂（油）の多いメニューがふえ子どもの世代でも「肥満」が問題になっています。内臓脂肪がたまってメタボリックシンドロームになると、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が心配です。お魚パワーで健康的な日本型食生活に世界が注目しています。その理想が下の図の円です（平成27年度目標）。タンパク質Pと炭水化物Cはだいたい良いのですが、脂質Fはとりすぎです。脂質、カロリーの高い肉のかわりにさけを食べるといいのです。

さけの特長は、優れたタンパク質と低カロリーだけではありません。血液サラサラ効果で脳血栓や心筋梗塞、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐEPAやDHA、血圧を正常に保つタウリン、骨を丈夫にするカルシウムとその吸収に必要なビタミンD、さらには老化防止、悪玉コレステロールをとったり、免疫力をアップするなどさまざまな栄養素がいっぱい含まれています。